FPの知識で資産運用の土台が学べる [FP資格取得のメリット]

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ここ数年は資産運用ブームが起きているといわれています。

2019年「老後資産2,000万円問題」に端を発した資産形成
2020年「コロナ禍による株価暴落と高騰」の投資ブーム
2021年「FIRE」ブーム

2019年の「老後資産2,000万円問題」に反応したのは40代以降の方が多かったですが、
2020年「コロナ禍による株価暴落と高騰」の投資ブーム、2021年「FIRE」ブームは、20代30代の若い方も敏感に反応していました。


コロナ禍で収入が減少した方も多く、収入増や収入源を複数持ってリスクヘッジを考える方も多く、「副業」「金融資産運用」「不動産投資」などのご相談が急増しました。
「資産運用」は必要不可欠ですが、その方に合っていない商品や運用方法をお見受けすることが多々あります。
それは、自分にあった運用の選択・判断基準が分からないことによるところが大きいと思います。

FPの知識があれば、資産運用の土台を学ぶことができます。

目次

金融商品を取り扱う仕事をしていなくても金融資産運用が学べる

金融資産運用というと
・怖いものだから知らなくていい
・金融商品を取り扱う仕事をしていないと分からない
・個別株売買やトレードが趣味でないと分からない
というような先入観をお持ちの方も多いと思います。

「金融資産運用」はFPの履修単元なので必要な知識を学ぶことになります。
正しく理解すると金融資産運用に対するメンタルブロックがなくなり、ライフプランの一部として考えることができるようになります。

FPの履修で学べる「金融資産運用」

・為替や金利などのマーケットの理解
・金融商品の概要(投資信託・株式・債権・外貨建商品・貯蓄型保険・金融派生商品など)
・パフォーマンス分析ができる
・資産運用にかかる税金が分かる
・金融商品取引法やセーフティネットなど関連法規が学べる など

正しい金融資産運用の知識が身につくと、セールスの方の言うことを鵜呑みにせず、自身で判断できるようになります。
そうすると自分の判断でネットで購入するようになり、セールスの方に合う必要がなくなります。
パフォーマンス分析ができるようになるので、本当にいい商品なのか分かるようになり、ランキング頼みで購入することはなくなります。

仕事で金融商品を取り扱っている方は、より広く深い話ができるようになります。
顧客への専門性のアピール、信頼度アップ、売上金額の向上、社内評価の向上につながります。

難解な不動産投資の概要が分かる

ここ数年はマンションや海外戸建て住宅などの不動産投資が盛んです。

セールスマンの話だけ信じるのはよくない気がするけど、どうやって判断していいのか分からない

という方も多くいらっしゃいます。
(私自身もそういったご相談を多く受けます)

不動産と言えば「宅建士」(宅地建物取引主任者)の資格が思い浮かびますが、一から勉強するには大変です。
FPの履修範囲には「不動産」も含まれてており、宅建士まではいかなくとも不動産投資の判断の手助けとなる必要な知識は学べます。
賃貸や売買といった不動産投資だけでなく、マイホームも同じことなので、自身の住宅購入の際にとても役に立ちます。

FPの履修で学べる「不動産投資」

・謄本や公図の見方
・契約や規制に関する法令
・不動産の取得・保有・賃貸・売買にかかる税金
・不動産投資の種類と概要
・不動産投資利回りの計算 など

自分に合った資産運用が分かる

金融資産運用にしろ、不動産投資にしろ、自分に合った運用が分かる方は少ないです。
潤沢な余剰資金のある方や親の代からの資産運用の経験がある方はともかく、投資経験のない方にとってもどのような基準で資産運用を判断していいのか、分からない方は多いです。

FPは生涯の生活設計を前提に何事も決めていきますので、資産運用も同様に生活が破綻しないように考えます。
「相続・承継」もFPの履修範囲なので、そちらの面からのアプローチで資産運用の判断をする場合もあります。
どちらにしろ、儲かる・儲からないではなく、生涯の生活設計や相続・承継対策といった根拠がありますので、自分に合った資産運用の選択ができます。

まとめ

最近の資産運用ブームにのって投資商品や投資手法があふれています。
セールスマンの話だけを鵜呑みにすることなく、判断したいところです。
プロの投資家、宅建士などその道の専門家まではいかなくとも、FPの履修範囲は体系的に必要な知識を学ぶことができます。
資産運用について自身で判断するのに役に立つ、ちょうどいい内容だと思います。

まずはFP3級取得から

通学・通信・オンラインなどのスクールに通わず「独学」で資格取得を目指す方
特にはじめての方はテキストと問題集は一体型ではなく、テキストと問題集のそれぞれ購入することをオススメします。
難解な内容なので、カラーで図解があって見やすい方がくじけません。

この記事を書いた人

FPあちこのアバター FPあちこ 1級ファイナンシャル・プランニング技能士

浜松市の独立系ファイナンシャルプランナー

保険や投資信託などの金融商品の販売はしないコンサル専業FPです。
住宅購入の際、長年税理士事務所に勤めていながら知識がないことにショックを受ける。
そんな時にFP資格に出会い、もっと知りたい!と思っているうちに独立系FPになっていました。
税理士事務所・行政書士事務所・保険代理店・金融機関での実務経験を活かした実践的コンサルをしています。

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