国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にある「医療費集計フォーム」が便利でした。
このページではパソコンを使った医療費控除の手順をご紹介します。
ちなみに、Youtubeの「国税庁動画チャンネル」でも医療費控除の入力方法が紹介されていますので、動画で見たい方はそちらをどうぞ。
「医療費集計フォーム」のダウンロード
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にある「医療費集計フォーム」をダウンロードします。




「医療費集計フォーム」の入力
ダウンロードした「医療費集計フォーム」を開くとExcel画面になるので、項目の通りに入力していきます。

「ご利用にあたって」のタブを開くと、詳しい説明が記載されています。
領収書1枚ずつ入力してもいいですし、人ごと・支払先ごとにまとめて入力することも可能です。
人ごと・支払先ごとに入力する場合は、領収書を人ごと・支払先ごとにまとめて集計しておくと段取りがいいです。


「医療費集計フォーム」が入力できたらファイルを保存します。
別の名前に変更してもOKです。

「医療費集計フォーム」の呼び出し
ブラウザに戻って、確定申告作成コーナーの医療費控除の画面に進みます。



- 医療費集計フォームを読み込むにチェック
- 先ほど保存した「医療費集計フォーム」のファイルを指定します

読み込んだファイルをチェックしてもらえるので、件数と金額が合っているか確認します。
OKならば次へ進みます。

医療費の集計内容の修正・確認
この画面にある右のボタンで、訂正・削除が行えます。
修正・確認ができたら次へ進みます。

確定申告書に載ってくる医療費控除の金額が計算されます。

確定申告書に医療費控除の金額が入る
所得控除の画面「医療費控除」に金額が入りました。

e-Taxで送信すると下記の内訳書が作成されました。

今までオリジナルのExcel集計をしていましたが、同じExcel集計するなら確定申告作成コーナーに連動している方が楽だということに気が付きました(^^;
毎年国税庁の「確定申告作成コーナー」は使いやすくなってありがたいです。
仕事として記帳代行をされている方は、そのうち仕事がなくなっちゃいますね。
「確定申告書に載せるまでの数字をどう扱うか」のコンサルこそが仕事なんだな、とつくづく思う次第です。


