【2023年提出医療費控除】国税庁HPの集計フォームが便利!

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国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にある「医療費集計フォーム」が便利でした。
このページではパソコンを使った医療費控除の手順をご紹介します。

ちなみに、Youtubeの「国税庁動画チャンネル」でも医療費控除の入力方法が紹介されていますので、動画で見たい方はそちらをどうぞ。

目次

「医療費集計フォーム」のダウンロード

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にある「医療費集計フォーム」をダウンロードします。

「医療費集計フォーム」の入力

ダウンロードした「医療費集計フォーム」を開くとExcel画面になるので、項目の通りに入力していきます。

「ご利用にあたって」のタブを開くと、詳しい説明が記載されています。
領収書1枚ずつ入力してもいいですし、人ごと・支払先ごとにまとめて入力することも可能です。
人ごと・支払先ごとに入力する場合は、領収書を人ごと・支払先ごとにまとめて集計しておくと段取りがいいです。

医療費集計フォームの入力例

「医療費集計フォーム」が入力できたらファイルを保存します。
別の名前に変更してもOKです。

「医療費集計フォーム」の呼び出し

ブラウザに戻って、確定申告作成コーナーの医療費控除の画面に進みます。

  1. 医療費集計フォームを読み込むにチェック
  2. 先ほど保存した「医療費集計フォーム」のファイルを指定します

読み込んだファイルをチェックしてもらえるので、件数と金額が合っているか確認します。
OKならば次へ進みます。

医療費の集計内容の修正・確認

この画面にある右のボタンで、訂正・削除が行えます。
修正・確認ができたら次へ進みます。

確定申告書に載ってくる医療費控除の金額が計算されます。

確定申告書に医療費控除の金額が入る

所得控除の画面「医療費控除」に金額が入りました。

e-Taxで送信すると下記の内訳書が作成されました。

今までオリジナルのExcel集計をしていましたが、同じExcel集計するなら確定申告作成コーナーに連動している方が楽だということに気が付きました(^^;
毎年国税庁の「確定申告作成コーナー」は使いやすくなってありがたいです。
仕事として記帳代行をされている方は、そのうち仕事がなくなっちゃいますね。
「確定申告書に載せるまでの数字をどう扱うか」のコンサルこそが仕事なんだな、とつくづく思う次第です。

副業やフリーランスの方にも分かりやすい!
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この記事を書いた人

FPあちこのアバター FPあちこ 1級ファイナンシャル・プランニング技能士

浜松市の独立系ファイナンシャルプランナー

保険や投資信託などの金融商品の販売はしないコンサル専業FPです。
住宅購入の際、長年税理士事務所に勤めていながら知識がないことにショックを受ける。
そんな時にFP資格に出会い、もっと知りたい!と思っているうちに独立系FPになっていました。
税理士事務所・行政書士事務所・保険代理店・金融機関での実務経験を活かした実践的コンサルをしています。

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